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離職率から見る働きやすい企業7選

離職率から見る働きやすい企業7選

2018/5/16

あなたは転職したこと、もしくは転職したいと思ったことはありますか?

20代で転職を経験する人の割合は、約30%~40%と言われています。

キャリアアップのための転職、他にやりたいことがあっての転職。

人それぞれ理由はあると思います。

転職が一般的になり、有効求人率が25年ぶりの高水準となっている今、企業は人材確保がより難しくなっている時代です。ましてや、優秀な人材の流出は避けたいところでしょう。

ということは、退職者が少ない企業は、社員が退職したくない魅力があるのです!

社員定着率の高さを誇る魅力ある企業を7つご紹介します。

 

目次

大阪ガス株式会社

1992年に育児休業および介護休業を導入して以来、次世代育成支援対策推進法に先駆け、仕事と生活の両立支援制度は法定以上の整備をしています。

また、フレックス制度、在宅ワークも取り入れ、女性の働きやすさを追求しています。

階層別研修にダイバーシティの取り組みを追加し、組織風土の改善に努めている点も働きやすさの裏づけですね。

キャリアにおいても本人の適性や希望も踏まえ、ガス製造、供給、営業等、多様な職場において女性社員が活躍しており、2016年3月に「大阪市女性活躍リーディングカンパニー市長表彰最優秀賞」受賞のほか、2013年度から「なでしこ銘柄」の3年連続選定など、評価が高い企業です。

エレルギー系企業という安定性や、福利厚生面での充実、年功序列のお給料といった理由で退職者が少なく、平均勤続年数20年は軽く超えています。

 

パナソニック株式会社

女性の活躍推進に関する取り組みが優良な企業に対して与えられる「えるぼし」認定を、厚生労働大臣から受けました。

『ワーク&ライフサポートプログラム』を実施し、育児・介護休業や、時間短縮勤務制度などを導入し、積極的に取得するよう推奨されています。

07年4月からは生産性向上とワークライフバランスの実現を目的とした在宅勤務制度『e-Work@Home』も本格スタート。

一方で活躍する女性をロールモデルとして見せることや、社員同士のネットワーク作りにも力を入れています。

また、社内のWebサイトで活躍する女性社員を紹介するほか、経営陣との意見交換、リーダー研修、社内外の女性を招いたセミナーなどを実施しています。

社内イベントで社員の交流も行われており、身近な女性先輩がキャリアやプライベートの課題をどう乗り越えてきたかがわかるのも、モチベーションアップになりますね。

創業者松下幸之助の経営理念「人を大事にする」が全社に受け継がれているのが反映されているようです。

 

日本たばこ産業株式会社

”働きやすさ”をベースに”働きがい”を経営計画の一つにし、ダイバーシティの推進をしています。

多様性の受容と尊重を推進する取り組みとして、全マネジメント職に研修を行ったり、ワークライフバランスの実現に向け、イクボスに焦点をあてたセミナーも行っています。

また、従業員の健康についても留意しており、定期的な健康診断はもちろん、オフィス内で社員に気軽にスポーツを楽しんでもらう健康づくり活動「オフィスポ」を展開。

ヨガやキックエクササイズ等のインストラクターが会社に来て、運動ができるのは、女性にとって嬉しい制度ですね。

上層部への意識改革を積極的に行うところに、平均勤続年数21年という結果になっていると思われます。

 

日産自動車株式会社

『就職四季報2017年版』の調査では、3年離職率0%の会社の一つ。その中でも、一番入社数が多いのがこの日産自動車です。

ークライフマネジメントを推進し、フレックス勤務制度はコアタイムなし、半休制度、在宅勤務制度など、その時々のライフステージに応じてフレキシブルに働けるようサポートし、目標を持って全社で取り組んでいます。

役員クラスに女性も多く、女性の働きやすさはトップクラス。また、昇進すればお給料もよくなるのは当たり前だが、メーカー内ではトップクラスかも!

制度の充実、給与の良さがモチベーションUPにもなり、3年離職率0%に繋がっていると思われます。

 

三井化学株式会社

従業員が「生きがい・働きがい」を実感できる職場環境づくりに取り組んでおり、様々な制度が充実しています。

厚生労働省東京労働局より「次世代育成認定マーク(愛称: くるみん)」の3度目の取得をしています。

興味深いのは育児休業取得者数が2009年の発表時から今までずっと、女性より男性の方が多いということです。2015年度は男性が女性の倍の60人取得しています。男性も育児休暇を取得しやすい雰囲気になっているのですね。

また、社員の健康管理の一環としてフィットレス教室、栄養教室、ミニ駅伝大会など、様々なプログラムを実施しているのも、働く社員にとっては嬉しい制度です。

また、法令順守意識が高く、人を大切にする風土が育っているホワイト企業の典型です。

 

丸大食品株式会社

厚生労働省より「次世代育成民定マーク(くるみん)」を5期連続認定。

誰もが働きやすい職場環境、ワークライフバランス、子育て社員に優しい会社を目指しています。

就職四季報総合版』に掲載されている「平均勤続年数ベスト100」では、名だたる大企業より上の6位で、なんと22.8年になります。

残業代は全て出る、有給が取りやすい、福利厚生がしっかりとしているなど、長く働くことのできる理由があります。

 

株式会社オリエンタルランド

「夢、感動、喜び、やすらぎ」を提供し続け、常に新たな感動を創造し続けるための企業風土を育んでいます。

社員の6倍の人数の準社員を抱えているが、一人ひとりに教育をしっかりとし、企業精神を受け継ぐ文化が培われています。

ゲストに喜ばれる商品やフード、ゲストサービスのアイデアなどを、組織や立場の枠を超えて、すべての従業員が気軽に提案できる制度もあり、常にモチベーションを維持しながら働ける環境です。

メインとなるテーマパーク事業が特に、安心、安全を第一にしているのもあり、誠実なマネジメントを心がけています。

そのため、法令順守意識が高く、残業時間が少なく、有給消化率が高いのも働きやすさの秘訣です。

愛社精神、働き満足度も高く、入社後3年離職率0%のホワイト企業です。

 

まとめ

どうでしたか?

勤続年数が20年以上の会社は、働いている社員に退職を考えさせない理由があるようです。

福利厚生、待遇面といった分かりやすいキーワードだけでなく、働きやすい、自分が大切にされていると感じることできるのが重要です。

働きやすさに焦点を合わせた会社選びしてみませんか?

 


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