20代のうちに知っておきたい!働く女性のキャリアプランの描き方
2017/7/16
20代も半ばにさしかかると、自分のキャリアプランに悩む人が急増すると言われています。10年後まで描いた未来に向かって一直線あるのみ!という人は、少ないですよね。 仕事もしたいけど、結婚、出産だってしたい。社内にロールモデルもいないし、転職でもしようかな。そんな風に、漠然と将来に不安を抱えている人は多いのではないでしょうか。 でも大丈夫。自分自身に向き合ってキャリアプランを立ててみると、意外と簡単に今抱えているモヤモヤがすっきりしますよ。少しずつ頭を整理して、将来の理想像をイメージしてみましょう。 目次 運命に身を任せてみたい…と願う人も、いま将来に悩んでいる人も、そもそもどうしてキャリアプランが必要かじっくり考えたことはありますか。もちろん、自分の人生を豊かにするためですよね。 でも、それだけではないのです。 一番の理由は、時代の変化。 終身雇用&年功序列が当たり前だった時代は、年を重ねるにつれ役職も給与も自然とアップしていました。ですが今は、空前の転職ブーム。会社に所属しているだけではキャリアアップが見込めなくなってきたのです。 言い換えれば、個人が自由にキャリアを選べる時代になりました。つまり、自分がなりたい将来像をイメージし、どんな風に経験や技術を身につけていくかを考える必要がある。それがキャリアプランです。 やりがいのある仕事を続けたい人は、その思考プロセスを大事にして明るい未来を勝ち取ってくださいね! では実際に、何からスタートしたらいいのでしょう。ここでは、順序立ててキャリアプランの描き方をご紹介していきます。 あなたの理想像を思い浮かべながら、あまり難しく考えずに実践しみてください。 まずは、自分について改めて考えてみましょう。 幼い頃から今に至るまで、人生を振り返ってみてください。具体的な成功例や失敗談などの記憶を辿ると、今まで気付かなかった自分の生き方が見えてきます。 たとえば「中学の部活でパス回しが上手だと褒められた」「アルバイトで後輩の指導を任された」「上司に毎回同じことで叱られた」「大きなプロジェクトを成功させるためにこんな工夫をした」といった細かいエピソードを思い出してください。 次に、それぞれの思い出がなぜ満足していたか、なぜ満足できなかったのか、など当時の感情も書き加えましょう。過去を振り返ってみることで、自分が何を大事に生きてきたか見えてくるはずです。 これまでの自分を振り返ったら、次は自分の「強み」と「弱み」を把握しましょう。 こちらも具体的なエピソードの方が良いです。 たとえば「ルールに従ってまじめに取り組むことは得意だが、突発的なトラブルには弱い」「物事にじっくりと向き合い、対応していく能力はあるが、認めてもらうアピール力が足りない」というように自分を分析してみます。 そうすると、どういった仕事が自分に向いているのか「能力・スキル」が客観的に見えてきますよね。 どうでしょう、今の会社でその能力は発揮できますか? もう少し直接的に理想の未来をイメージしてみましょう。 ここでは、「どんな場所で、どんな仕事をしていたいか」「どこに住み、何を持っていたいか」など具体的な想像が必要です。イメージをより具体化させる事で、方向性が大きく変わってきます。 たとえば ・広報部長として部下をまとめ、都心のタワーマンションに家族と住む ・フリーライターとして女性ファッション誌で活躍、流行のファッションに身を包み通勤便利なベイエリアに住む などです。そんな夢みたいな話…。と思うかもしれませんが、想像はタダ。思い描かないと実現されないのです。思いきって、今まで夢物語だった未来に踏み込んでみましょう。 理想像を描けたら、そこから年単位で逆算していきます。10年後には独立したいから、8年後には貯金をいくら貯めよう、5年後には人脈を広げよう、3年後には経営を学ぶため通信教育を始めよう。など、おのずと道が見えてくるはずです。 さて、ここまでお疲れ様でした。次はいよいよアクションプランを立てるフェーズです。 理想と現状のギャップを探し、今の自分と何が違うのかあぶり出しましょう。ギャップを埋めるためには、何をすればいいのでしょうか。まずは3年後の未来を実現できるようにアクションプランを立ててください。 アクションプランの立て方は、ギャップから導くのがベスト。 たとえば「3年後にビジネスレベルの英会話ができるようになっている」という理想に対して、今は日常会話程度の英会話が出来る。だとしたら、英語レベルにギャップがありますよね。 それを埋めるアクションプランは、「ビジネス英会話専門のスクールに入学」「ビジネス英会話と日常会話の違いを勉強する」「外資系企業の転職を考える」といった感じで、具体的な行動を示しめす。 3年後までのアクションプランが定まったら、5年後、10年後も同様に考えていきましょう。 アクションプランを立てたら、あとは実践あるのみ! せっかく描いたプランを眠らせていたらもったいないですよね。着実に進めていくためには、現実と離れすぎたプランでは難しい。少し背伸びしたら出来そうなところから始めるのがポイントです。 とはいえ、最初に立てたキャリアプランにこだわりすぎなくてもいいのです。 人との出会い、日々の成長、環境の変化で、自身のキャリアプランも変動して当然。 臨機応変に、その時の自分に正直になって一歩一歩進めていけたらいいですよね。 いかがでしたでしょうか。 働く女性は毎日が忙しく、仕事もプライベーとトも悩みが多い時期。女性ならではのライフイベントも大きく影響してきますよね。でもそんな時、本当になりたい自分の姿があるからこそ、どんなことも糧にして臨機応変に進んでいけるのではないでしょうか。 キャリアを考えるのは、自分の人生を考えるということです。 20代のうちからキャリアプランを描いて、これからの道しるべを作っていきましょう!1、キャリアプランが必要な理由
2,キャリアプランの描き方
2-1、過去を振り返ってみよう!
2-2,強みと弱みを知ろう!
2-3,10年後をイメージしよう
2-4、ギャップからアクションプランを立てよう!
2-5、実践してみよう!
3、まとめ