今すぐ実践!オフィスで簡単にできるエコ活動アイデア14選
2018/2/12
クールビズが一般化し、夏、スーツにネクタイ姿を見ると「わっ、暑そう・・・」とさえ思うようになりました。
東日本大震災から7年。普通の暮らしが一瞬で消えてしまう恐れを経験し、人生の価値観を考え直したことと思います。そして、誰もが節電対策に知恵を振り絞りました。一個人でできる環境に優しいこと=エコ活動は意識して続けているという人も多いのではないでしょうか。
時代が大量消費の時代から、環境重視へ価値観がシフトしたのは間違いありません。
今回は、オフィスでできるエコ活動を紹介します。会社全体で取り組めば、個人より大きな結果が出る上に、経費削減、企業イメージもUPするというオマケ付きです!
目次
☆使っていない部屋の電気をこまめに消灯する
オフィスの照明はエリアごとに切り分けがされていると思います。昼間、日が差し込んで明るいようなら、窓際のエリアの照明は消してはいかがでしょうか?使用していない会議室、給湯室、トイレなどもその都度、消すよう心がけましょう。
また、通常の2灯用蛍光灯器具は、2本のうち1本を外すと残り1本は正常に点灯しなくなりますが、ダミー管を使用することで残りの1本のみ正常に点灯させます。これにより消費電力45%カットすることができます。蛍光灯の後ろに磁石式の反射板を取り付けることで、明るさがほとんど変わらないとか。
☆エアコンの温度を設定する
夏は28度、冬は20度前後が望ましいとされています。
暖かい空気は上に、寒い空気は下に向かうので、風の流れを考慮し、エアコン+送風機の活用が快適な温度を保ちます。女性が気になる夏の冷房の冷え対策にも、節電にもなる基本のエコ活動でしょう。
☆ブラインド設置
太陽光が入る部屋ではブラインドを開ければ照明になります。日差しが強く、暑いようだったらブラインドを閉めて、スラットの角度を調整します。自然光を上手に使うのはカーテンよりもブラインドが便利です。オフィスの雰囲気に合わせて、色や素材も選べます。快適性=生産性も上昇するでしょう。
☆会議資料などのペーパーレス化
大量に印刷し、キャビネットにファイル保管するのではなく、事前に必要な書類をメールやイントラネットで共有しておけば、余計な印刷や配布の手間もかかりません。紙の資源、印刷代、保管場所、またそれに費やす時間まで節約でき、非常に効率的です。
☆裏紙活用
それでも不要になった紙は、コピー機横に裏紙専用BOXを設置し、社内メモ等にリユースします。しかし、会社の機密情報や個人情報が載っている紙は裏紙として使用せず、シュレッダーにかけ処分するのは徹底しましょうね。
☆ごみ集積場所は一箇所にまとめる
広さにもよりますが、オフィス数箇所にごみ集積所を設けると、気軽にごみが捨てられるゆえにごみの量が増えてしまいます。リサイクルボックスとともに、ごみ集積場所を一箇所にまとめると、ごみを捨てに行く手間が心理的に働き、ごみが減ります。オフィスのごみは事業系ゴミ袋やシールを購入しなくてはいけなく、捨てるだけでも費用がかかっているのですよ。節約にも環境にも優しい対策です。
☆残業時間の規制
19時以降の残業禁止、休日出勤禁止などは大幅な電気代カットになります。残業代もカットでき、従業員の働きやすさにも直結する節電対策です。伊藤忠商事株式会社は「朝方勤務制」を行っています。これは夜の残業を禁止し、朝5時~8時に出社してもいいという制度です。これにより、電気使用量が7%も削減できたそうです。(伊藤忠商事株式会社HPより)
☆スイッチ付き電源タップの使用
接続機器ごとにON/OFFでき、待機電力を個別に節約できる個別スイッチが付いた省エネタップです。(ELECOMより)コードを抜く手間が、スイッチ一つで電源がOFFできるので待機電力もカットできます。
☆文房具をリユースする
資生堂では社員の机の中に眠っている使わなくなった事務用品を回収し、リユースを促進する「エコベストセンター」が資生堂本社ビル内に設置されているそうです。(株式会社資生堂HPより)事務用品や文房具などのライフサイクルは格段に伸びているとのこと。あなたのオフィスにもどうですか?
☆パソコンをしばらく使用しないときは電源OFFする
スクリーンセーバーは画面の焼付防止であって、省エネではありません。トイレなど短時間の離席は画面モニターのOFF、会議や外出など数時間の離席は電源OFFにしましょう。
☆ドアをこまめに閉める
人が頻繁に出入りするからとドアを開けっ放しにしていては、エアコンの冷気も流れてしまいます。ドアを閉めてエアコンの効率をあげましょう。
☆ごみを出さないようにする
マイバッグを持参し、ゴミとなるレジ袋は断る。
オフィスで紙コップは使わず、マイボトル、マイカップを使用する。瞬間湯沸かし器や、保温ポットは電力の消費が激しいので使用を控えると、節電対策にもなる。
コンビニのお弁当などの容器もごみとなるので、手作りお弁当にすると、健康にもお財布にもいいエコ活動ですね。
☆クールビズとウォームビズ
今や常識となりつつあるクールビズとウォームビズ。
寒さも一段落し、春の訪れももうすぐ。でも、朝晩の冷え込みもまだまだ厳しいですよね。
そんな時はストールで首を温める、ストッキング、タイツは蓄熱効果のものを選ぶだけでぐっとしのぎやすくなります。
夏の暑い季節なら、ノースリーブに近い袖にフリルのついたカットソー、風通しの良いワイドパンツなどいかがですか?髪をまとめて首元をすっきりするだけでも涼しいですよね。
女性ならではのおしゃれを楽しむクールビズスタイルで涼しい夏を過ごしましょう。
☆長く使える‘いい物‘を
例えば備品。使い捨てのペンを消費するより、レフィルが売られているペンを選ぶと中身の交換でごみが減りますよね。購入するときは長く使えるか否かで選択しましょう。
女性なら、ストッキングはお値段が張る商品は伝線もしにくく、洗濯を繰り返してもへたりにくいですよね。メイク用品もレフィルが作られているものを、傘はビニール傘ではなく、お気に入りの一本を修理しながら長く使う。靴のかかとが減ったら修理屋さんへ。‘いい物‘を持つことで自分のテンションも上がり、エコにも繋がるのです。
エコ活動というと、週末にボランティアで何かをしなくてはいけないのかな。会社で取り組んでくれるだろうから個人ではどうにもならないと、他人事のように感じていませんか?
上記のように、実はハードルが低く、心がけさえすればできることもあるのです。
個人個人の活動が会社全体で取り組めば大きな力となります。
企業もこのようなCSR活動をすることは、環境、社会にとってプラスになるだけではなく、企業の信頼性を高め、企業イメージもUPします。ぜひ、取り組んでください。