花を見て癒されたい☆オフィスにおすすめの観葉植物
2018/3/9
昭和のニオイ漂うオフィスでやる気が上がらない。足りないのは自分の向上心?野心?
いいえ、オフィスを見渡してください。
雰囲気が古臭いのは観葉植物や花などがないからではありませんか?花や植物を眺めると、リラックスして癒しの効果を実感しますよね。そういった観葉植物の効果はグリーンアメニティと呼ばれ、科学的にも認められているのです。
実はオフィスにおいて重要な役割をする観葉植物。オフィスが植物でおしゃれになると、会社に行くのが楽しみになり、仕事の効率もグッと上がるかもしれませんよ!
オフィスにあったら嬉しい観葉植物のおススメを紹介します。
目次
人間は本来、自然の中で生きてきたので、花や木、植物の近くにいるのが自然の姿です。植物には知っての通り、空気浄化作用や、温度や湿度の調節もしてくれます。
湿度はなんと20%も上げてくれるそうです。エアコンで乾燥したオフィスには嬉しい効果ですね。
また、心理的に騒音を和らげてくれる効果もあります。キャンプや旅行で、川のせせらぎ、鳥のさえずりをうるさいとは感じませんよね。緑の中でリラックス状態になることで騒音を軽減する効果が表れます。遮光や目隠しにもなるので、パーテーション代わりに使うこともできます。
また、緑は目に優しく視力疲労回復効果があるといわれています。
(愛媛大学グリーンアメニティ学科より:http://web.agr.ehime-u.ac.jp/~pgs/amenity/cff.html)
他にはストレスが軽減する癒しの効果があります。そこに着目し、都道府県、自治体では、「緑視率」を増やそうという流れになっています。「緑視率」とは、人の視野に入る植物の緑の割合のことで、街並みの景観規制の指標として用いられています。
国土交通省の社会実験調査では緑視率が25%を超えると緑が多いと感じるといいます。最近、壁面緑化のビルが都心部などで建っているのがこれです。
会社のビルを壁面緑化にしてください、との要望は通らなくても、私たちが身近にできることがあります。
それが、室内に植物を置くこと。つまり、人の快適性を向上させるグリーンアメニティです。
植物によって快適な空間での仕事はやる気も出て、生産性も向上するといったいいこと尽くめですね。そこで、オフィスに置くのにおススメな植物をピックアップしました。
カフェでもよく見かける黄緑色が美しい観葉植物。カーテン越しの日なたを好みます。
支柱に沿って上へ伸びていくほど葉は大きくなり、ポトスタワーになります。ハンギングなどで吊るして下に垂らせば動きが出て視界に入るため、癒しの空間作りができます。
挿し木にしても根が生えくるため、小さな花瓶に挿して、水栽培でも楽しめます。自分のデスクにちょこんと置いても癒されますね。
丸みのある楕円形の葉が手のひらを広げたように広がり、綺麗な緑色をしています。
初心者にも育てやすく、オフィスにも人気の観葉植物です。
幹がみつあみのように編みこまれていて優雅な印象です。葉が大きい星型のように広がり、緑が濃いので一本置くだけで存在感があります。ポトス、カポック同様、育てやすいのでオフィスにおススメです。
バナナのような葉で、トロピカルな雰囲気を醸し出す人気の観葉植物です。職場や会議室の部屋の隅に飾るとシンボルツリーになり、部屋の雰囲気がグッとおしゃれになります。背が高い大型のオーガスタはエントランスに置いて会社の顔としてもいいでしょう。
緑色にシルバーが入ったような色の葉のオリーブ。室内でも育てられます!日の差す窓辺に置くとさわやかな印象を与えてくれます。またショップやカフェでもよく使われているのでおしゃれなあか抜けた雰囲気作りにはもってこいです。
鉢植えを置くのは会社の許可が必要で、どうしたらいいのかわからないといった人は、自分のデスクや、窓、テーブルなどの共有スペースに置くのはいかがですか?
グレーな無機質な印象だったデスクも、グッと明るくなりますよね。パソコンで疲れた目もグリーンで癒されます。オフィスのホルムアルデヒドなどの有害物質も吸い取ってくれ、葉から水分を蒸散してくれるのを自分の近くだと、より一層効果が高そうな気がします。
バルコニーがある会社なら、ハーブや実がなる木を植えても楽しそうです。休憩やランチは四季折々の自然を感じて過ごせるのがいいですね。
オフィスの観葉植物は目で見て癒されるだけではなく、色々なプラスがありますね。なにより、おしゃれな空間作りにはぴったりです。
ただ、置いておしまいじゃないのが植物です。水やりや肥料など手をかければかけるほど愛着もわいてきます。
植物がきっかけで、社内のコミュニケーションが活発になるのも期待できますよ。働きやすい職場作りにおススメです。