職場のセクハラ・モラハラ対処法
2018/4/19
女のくせに、だから女は、などと会社で言われたことありませんか?
もしくは、掃除、お茶だし、ごみ捨てなどの雑用は女だからやって当たり前の雰囲気を出されていたり。
これってモラハラになるんです!
こんな会社、今の時代あるの?と思ったあなた、ラッキーなのかもしれません。
世の働く女性、実に90%もセクハラ・モラハラ被害にあったことがあるそうです。
女性にとって意外と身近な問題であるハラスメント。
みんな職場でどのような嫌がらせを受け、どうやって対処してるのでしょう。
これを読めば、悩んでいるのは一人じゃないとわかりますよ。
「セクハラ」とは「セクシャルハラスメント」(性的嫌がらせ)のことで、相手の意思に反して、不快感や不安感を与えるような性的な言動です。
スカートが短すぎる、下着が透けるいう服装は、男性が視線のやり場に困り、居心地の悪い思いをすることがあります。これは女性から男性へのセクハラになってしまうのです。
また、女性同士でも「いつまで結婚しないの?」などとしつこく聞くのはセクハラにあたります。
「モラハラ」とは「モラルハラスメント」(言葉や精神的な暴力による嫌がらせ)のことです。
会社の上司から、ため息をつく、馬鹿にしたように見られる、肩をすくめるなど、軽蔑的な態度を取られる。この仕事に向いていないと言われる。など精神的ないじめがモラハラです。する方にその気がなくても、される側が大きく傷つく場合が多く、働く女性の80%が被害にあっているのです。
*同僚から職場で無視をされています。上司の前では普通に私と話すが、上司がいなくなると途端に無視をするため、周りは無視されていることに気がつかない。そのことを上司に相談しても、気のせいでは、と取り合ってもらえません。
*上司に『教えたとおりにしないのだったら、もう金輪際教えないから聞きに来るな』と怒鳴られた。
*私がよかれと思ってやっていても、気に入らなかったり、OKな時とNGな時があったりと対策が難しかった。
*直接、上司に関わらない仕事も突然怒り出すときがあり、ずっと監視されているような気がして、会社ではビクビクしていました。
*入社した時に血液型を聞かれ「●型とはうまくいかないんだよな」と。その後、その人から、少しのミスに対して、長いメールで人格まで否定するような内容が書かれてきました。
*上司から「これだからゆとり世代は・・・」「この仕事向いてないんじゃない?」などと面と向かってズバッと言われてしまい、自信喪失になり、うつ病になりました。
あなたの職場を振り返ってみてください。
言われたことある、これってモラハラだったのかと気がつく人もいると思います。
小さなダメージが積み重なって、いつの間にか大きくなっていくのがモラハラです。
事が深刻になる前に対策を練りましょう。
では具体的にどう対処したらいいのか教えます!
加害者と被害者、両方に共通するのは「自分が正しい」と思っていることです。
加害者は「自分が正しい」から、周りに自分の信じる道を押し付けようとする。
被害者は「自分が正しい」から、他人の意見を素直に受け入れられないのです。
その結果、自分とは違う考えのアドバイスをすぐハラスメントと感じてしまいます。
まずは他人の考えに耳を傾けることから始めてみましょう。
それでもハラスメントを受けていると感じたときは、自分が嫌がらせを受けて不快であることを相手にストレートに伝えましょう。
効果がなければ、他人を巻き込むのも手です。
仕事で嫌味を言われている場に第三者に同席してもらう。
理不尽な仕事を頼まれた場合は部署全体でミーティングをする、など二人きりにならないようしましょう。
後で、自分がこう嫌な思いをしている、あなたはどう感じたか,と聞き、思いを共有します。味方につけるのです。
第三者はできたら同僚よりも先輩の方がいいです。同僚は同じ仕打ちをされたらと怖がり、真実を言ってくれない可能性があります。
加害者も複数から指摘されたら認めざるを得ないはずです。
もし、被害者が「ああ言われた」「こんなことをされた」と言っても、加害者が「言っていない」「していない」と言えば、証拠がないと、それで終わってしまいます。
暴言や誹謗中傷には、ICレコーダーやスマホで録音して残します。相手の言葉やニュアンスもばっちり残すことができるので言い逃れは一切できません。
録音がムリなら、日時や内容を詳しくメモしておきましょう。
その証拠を持って、人事部に相談する、相談機関に行くのです。
「相談センターに連絡します」の一言で被害がなくなるケースもあります。相談センターが身近にあるか、電話番号など調べておけば心強いですね。
どうしても解決しなければ、思い切って転職をしましょう。
今の職場で5年後、10年後笑顔で働いている自分、イメージできますか?
せっかく入った会社だから、だなんてあなたのキャリアがもったいない。
我慢して、いったいなんの利益があるでしょうか。
モラハラが蔓延している職場にいると、自分に自信がもてなくなってしまい、最悪うつ症状になってしまいます。早めに方向転換しましょう。
新しい職場であなたがあなたらしく仕事をする。
そうすると、精神的に振り回され、仕事ができないと思い込まされていたことから解放され、自信を取り戻すでしょう。
より充実した人生になることは確かなのです。
他にもエイジハラスメント、アルコールハラスメント、スモークハラスメント、テクノロジーハラスメント、マリッジハラスメント、スメルハラスメント、パワーハラスメントなど、多様なハラスメントが存在し、働く女性の悩みは多いものです。
一日の大半を占める職場が苦痛の場だと、仕事にも支障が出て、何より楽しくありませんよね。
あなた本来の力が発揮できるよう、今の現状を打破するために、少しでもいいので一歩を踏み出してください。今のハラスメントに苦しめられている自分にさよならして、明るい未来に向かいましょう。
セカンドキャリアとは 成功させるための方法
2022/2/15
セカンドキャリアとは元々はプロスポーツ選手の引退後の仕事や、定年退職後や出産育児後のキャリアチェンジを指していました。 しかし、転職や副業が身近な存在となった今、セカンドキャリアという言葉の意味合いが変わってきました。 […]
リワークとは?プログラム詳細とその効果とは
2021/9/8
近年、気分障害などこころの病気を患い休職をする人が増えています。そのような方は治ってもまた職場に戻って働くことができるのか不安ですよね。 医療機関や地域の職業支援センターで復職や職場復帰を支援するプログラムを行っているの […]
復職を考えている主婦におすすめの資格TOP10 !これさえ抑えておけば大丈夫
2021/4/15
結婚や出産、または夫の転勤をきっかけに主婦となったものの、子どもの成長に伴い時間の余裕が出てきますよね。 周りの働く女性を見ると気持ちが焦り、「私だってまだまだ働ける」と心を引き締める方も多いと思います。 しかし、復職し […]
30代の女性にオススメしたい転職サイト比較5選!!
2020/12/16
転職を考えた場合、転職サイトをまずチェックすると思います。 しかし、様々なサイトがあってどこに登録したらいいのかわからなく、転職の一歩を踏みこめずにいる女性もいるのではないでしょうか? まずは自分に合った転職サイトを見つ […]
女性活躍推進法とは?女性活躍とキャリアを考える
2020/11/2
働く女性は確実に増えています。 25歳~29歳の女性の就業率は35年前の50%程度に対し、今は85%以上の女性が就業しています。 しかし、未だに女性管理職は増えず、9月に発足した菅政権の女性閣僚は2人だけ。 いつになった […]
コロナ禍での転職はココに注意!
2020/9/23
「コロナ禍で会社の業績が良くなく、先行きが不安だ」 「未だリモートワークができずにいる会社が不安でしかない」 新型コロナがきっかけとなり、新しい働き方へとうまくシフトできた会社と、従来通りのやり方しかできず先細りしている […]